西邑由記子
西邑由記子
Yukiko Nishimura
作曲家/ピアニスト

2月15日京都生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業後、渡米。
フロリダ州マイアミ大学大学院、ニューヨーク州マンハッタン音楽院に学ぶ。第15回、第26回オリジナルバンド作品のための国際作曲コンクール(コルチャーノ・伊)入選。

1996年、京都での自作自演による初の作品個展「西邑由記子ライヴ〜西邑由記子作曲集〜」が評価され、第6回青山音楽賞受賞。
2000年「西邑由記子ライヴIII」、2002年「西邑由記子ライヴII 〜featuring通崎睦美(マリンバ)」開催。
2003年、ニューヨーク公立図書館ドネルライブラリーセンターにてピアノリサイタルを開催。
2005年、ペンシルヴァニア州ゲティスバーグ大学マッセルマン図書館の委嘱で、アメリカ映画史上初の無声映画「フランケンシュタイン(1910)」のための音楽を初演。2006年「西邑由記子ライヴIV」開催。
2007年、溝口健二監督作品、無声映画「瀧の白糸(1933)」のための音楽を作曲。京都シネマにて初演。2009年「西邑由記子ライヴV」開催。    
2010年、京都府立府民ホール・アルティ主催の創作音楽劇「賢治の幻想」の音楽を担当。

これまでに数多くの委嘱作品や編曲作品などを発表。中国の伝統楽器、古箏や二胡のための楽曲制作など、ジャンルにとらわれない独自の音世界を追求している。現在は作曲家兼ピアニスト、また編曲家としても国内外で活動を続けている。

これまでに作曲を尾高惇忠、野田暉行、故A.リード、R. ダニエルプア、故G. ブラカリの各氏に、ピアノを I. デイヴィス、S. D. ビュークナーの各氏に師事。楽譜はEdward B. Marks (ニューヨーク)、Southern Music Company (テキサス)、ミュージックエイト(東京)、ブレーンミュージック(広島)から出版されている。